『隠し砦の三悪人』4Kデジタルリマスター版(午前十時の映画祭)

こんにちは。タムラゲン (@GenSan_Art) です。

『隠し砦の三悪人』4Kデジタルリマスター版(午前十時の映画祭) 監督:黒澤明 主演:三船敏郎 Akira Kurosawa's THE HIDDEN FORTRESS

イラスト:タムラゲン Illustration by Gen Tamura

昨日(9月20日)、イオンシネマ宇多津にて、黒澤明の映画『隠し砦の三悪人(1958) を鑑賞しました。今年から再開した「午前十時の映画祭11」の企画です。

『隠し砦の三悪人』は、スリルとユーモアに満ちた活劇です。三船敏郎の豪快なアクション、藤原釜足と千秋実の喜劇的演技、上原美佐の高潔な美を、黒澤は初めてのワイド画面を駆使して雄大な世界を撮りました。又、ジョージ・ルーカスが、この映画の狂言回しとなる二人の農民をモデルにして『スター・ウォーズ』(1977) のC-3POとR2-D2を創造したことは有名です。

 

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『隠し砦の三悪人』について

隠し砦の三悪人
The Hidden Fortress
1958年12月28日 公開
東宝株式会社 製作・配給
白黒、シネマスコープ、139分

スタッフ

監督:黒澤明
製作:藤本真澄、黒澤明
脚本:菊島隆三、小國英雄、橋本忍、黒澤明
撮影:山崎市雄
美術:村木与四郎
録音:矢野口文雄、下永尚
照明:猪原一郎
音楽:佐藤勝
美術監修:江崎考坪
監督助手:野長瀬三摩地
特殊技術:東宝技術部
製作担当者:根津博
剣術指導:杉野嘉男(香取神道流)
流鏑馬指導:金子家教、遠藤茂(大日本弓馬会武田流)
振付:県洋二

出演者

真壁六郎太:三船敏郎
太平:千秋実
又七:藤原鎌足
田所兵衛:藤田進
長倉和泉:志村喬
雪姫:上原美佐
老女:三好栄子
百姓娘:樋口年子
峠の関所番卒:藤木悠
早川側の騎馬侍:土屋嘉男
立札の前の男:高堂国典
血みどろの落武者:加藤武
山名の番卒:三井弘次
橋の関所奉行:小川虎之助
人買いの親爺:上田吉二郎
富田仲次郎
田島義文
バクチの男:沢村いき雄
秋月の雑兵:大村千吉
六郎太に捕らえる足軽1:堺佐千夫
火祭りの村人 (?):佐藤允
秋月の雑兵:小杉義男
六郎太に捕らえる足軽2:谷晃
橋の関所番卒:佐田豊
峠の関所番卒:笈川武夫
屈強な若者 (秋月の郎党):中丸忠雄
山名の足軽:熊谷二良
山名の雑兵:広瀬正一
山名の落武者:西條悦朗
長島正芳
馬を買う侍:大橋史典
大友伸
伊藤実
鈴木治夫
金澤重勝
対岸の山名の足軽:日方一夫
秋月の雑兵:中島春雄
久世竜
山名の足軽:千葉一郎
砂川繁視
屈強な若者 (秋月の郎党)緒方燐作
荷車を追う騎馬武者:山口博義
坂本晴哉
火祭の女達:日劇ダンシングチーム
東宝芸能学校

あらすじ

戦国時代。山名家と秋月家の戦いに参加した百姓の太平と又七は、山名に捕らわれて埋蔵金探しの重労働を強いられます。深夜の暴動に紛れて脱走した二人は、薪の中から秋月の紋章が刻まれた金の延べ棒を見付けます。更なる金を探す二人の秋月家の侍大将・真壁六郎太が現れます。彼は秋月家の雪姫や家臣たちと共に、山中の隠し砦に潜伏していました。太平と又七から、敵の山名領に入ってから早川領へ抜けるという奇策を聞いた六郎太は、二人を仲間に入れます。雪姫の正体を隠すために唖に仕立た六郎太は、金の延べ棒を隠した薪を太平と又七に運ばせて早川領に向かいます。次々と立ちはだかる困難を乗り越えて、果たして四人は無事に目的地へと辿り着けるのでしょうか。

 

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個人的鑑賞記

これまでの鑑賞記

1991年3月18日、日本でレンタルした東宝盤ビデオ (VHS) で初めて『隠し砦の三悪人』を鑑賞しました。1994年頃には、米国でクライテリオン・コレクションのレーザーディスク (CAV) を購入しました。

時は移り、1997年12月24日には三船敏郎が、1998年9月6日には黒澤明が他界しました。

その2ヶ月後、追悼企画として黒澤の代表作が高松東宝会館で上映されました。

11月14日~11月20日『生きる』『赤ひげ』
11月21日~11月27日『隠し砦の三悪人』『天国と地獄』
11月28日~12月4日『七人の侍』

私が映画館で『隠し砦の三悪人』を見たのは、このときが初めてでした。 (その高松東宝会館も、2004年に閉館しました。)

2002年からは大映、東宝、松竹、ワーナーブラザーズから黒澤映画のDVDが続々と発売されました。『隠し砦の三悪人』は、2003年に発売された東宝のDVD BOX第三弾に収録されていました。

2014年5月には、クライテリオン・コレクションのBlu-rayを購入しました。

クライテリオンのソフトを再生してみて先ず画質の鮮明さに驚きました。同じクライテリオンでも、2010年に発売された『用心棒』(1961) と『椿三十郎』(1962) のBlu-rayは明度とコントラストが強すぎるのが若干不満でしたが、2Kでデジタル修復された『隠し砦の三悪人』のBlu-rayは明度もコントラストも申し分ない高画質でした。スティーヴン・プリンスのオーディオ・コメンタリーも明快で適切な解説です。喜劇的要素の多い映画なので、プリンスはいつも以上に笑いを交えながら楽しんで語っているのが伝わります。

午前十時の映画祭11

「午前十時の映画祭」上映作品は、グループAの劇場では4Kデジタルリマスター版での上映ですが、香川県のイオンシネマ宇多津では2K上映です。又、今回の宇多津での上映開始時刻は何故か午前9時30分です。

『隠し砦の三悪人』4Kデジタルリマスター版(午前十時の映画祭)

一昨年の『七人の侍』(1954) 4Kデジタルリマスターの上映までは、私も岡山県のTOHOシネマズ岡南まで見に行っていましたが、さすがにコロナ禍が収束していない現状では県外までの移動はリスクがあるので、県内の上映を見に行くことにしました。

2Kでの上映とは言え、素人目には4Kと遜色ない鮮明な映像でした。クライテリオン盤Blu-rayをも凌ぐほどの高画質だったと思います。

シーン3「道」の「戦火の余燼も生々しい道」や、シーン6「秋月の城・焼跡」は、大規模なセットのリアルな質感が隅々まで見えますし、エキストラも画面を埋め尽くす大勢の泥だらけの捕虜の一団は勿論、道の隅にしか映らないような町人の扮装にまで演出が行き届いているのが詳細に分かります。

同様に、シーン59「城下町」でも、六郎太一行の周囲に一瞬しか映らないエキストラも町人から足軽まで多種多様な人達が行きかっていて「祭のように賑っている戦勝の城下」の雰囲気を見事に出していて、あたかも戦国時代にタイムスリップしたかのような錯覚を覚えます。又、当時の東宝の大部屋俳優の層の厚さも実感します。

シーン56「山道B」で長倉たちが火を放った隠し砦から立ち上る煙は、かつての小さなテレビ画面では分かりにくかったかもしれませんが、スクリーン上では普通に見えます。

そして、登場人物の額に浮かぶ一粒一粒の汗や、足元に巻き上がる砂埃、又七の月代から生えかけた頭髪、などの細部がこれまでになく鮮明に見えます。

又、今回の4Kデジタルリマスターでは音響の方も、当時の3chステレオによるパースペクタステレオを完全再現したそうです。

黒澤映画お馴染みの風の音や、俳優の息遣い等の繊細な響きから、三船敏郎の雄叫び、疾走する馬や大群衆の迫力ある大音響まで全身で体感できます。佐藤勝の音楽も、冒頭の勇壮なマーチ風のタイトル曲から、雪姫の美しいテーマ曲、能管や鼓を活かした音楽、そして土俗的な生命力に満ちた火祭りの歌まで名曲揃いです。

最新のデジタル技術によって復元されたフィルムの映像と監督が意図した音楽・音響演出を体験できることだけを取っても、名作映画は劇場で見てこそ真価を発揮することがよく分かります。

因みに、映画祭事務局のYouTube公式動画では、映画の見所や裏話の他に、東京現像所の清水俊文による4K修復に関する興味深い話が聞けます。初見の方は勿論、既に本編を見た人も十分に楽しめる内容です。

隠し砦の三悪人』4Kデジタルリマスター版の上映日程は次の通りです。尚、劇場によっては上映開始時刻が「午前十時」とは限りませんので、各劇場のサイト等で予め確認することをお勧めします。

グループA 2021年10月1日(金) ~ 2021年10月14日(木)
グループB 2021年9月17日(金) ~ 2021年9月30日(木)
「午前十時の映画祭」公式サイト:https://asa10.eiga.com/

 

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黒澤映画初のワイド画面

被写体の見事な配置

『隠し砦の三悪人』は、ワイド画面 (東宝スコープ) で撮られた最初の黒澤映画です。

この映画が初のシネスコ撮影とは思えないほど黒澤は横長の構図を巧みに活かしています。午前十時の映画祭の映画祭のサイトなどで紹介される有名なスチル写真(左から眠っている雪姫、腕組みをする六郎太、愚痴る太平と又七の4人)のように、横長の画面に登場人物を隙間なく配置するのが一番分かりやすい例です。

黒澤映画のシネスコ撮影が非凡なのは、単に被写体で画面を埋めるだけでなく、余白を活かしながら被写体を移動させていることです。

一例として、シーン29「隠し砦」で、炎天下に穴を掘らされた太平と又七が六郎太への愚痴を言い合う場面です。穴の中から見上げるアングルで穴の縁に沿って歩く二人を画面左右の端に捉えながら移動撮影しています。『天国と地獄』(1963) のシーン9「権藤の家・サロン」で二人だけになった権藤 (三船敏郎) と河西 (三橋達也) を画面の両端に座らせたように、被写体を画面の左右に配置して中央に余白を作ることによって空間の広がりを強調しています。

勿論、クライマックスのシーン98「峠道」で脱出に成功した主人公達の眼下に広がる早川領のように、広大な景色を表現することにシネスコの広い画面が貢献していたのは言うまでもありません。

同時に、被写体を隙間なく配置して密度を高めたり、余白を活かして空間を表現する巧みな画面構成は、黒澤映画でしか見ることができない世界的にも比類のない神業です。当時のキャメラがスポーツファイダーで被写体を正確に捉えるのが困難であったことを考えると尚更です。クライテリオンのソフトで映画評論家のスティーヴン・プリンスが繰り返し語っていたように、映画がソフトや配信などで二次使用される以前の1950年代後半から1960年代に撮られた映画は映画館のための映画でした。その意味でも、『隠し砦の三悪人』から『赤ひげ』(1965) に至る6本の黒澤映画は、正にワイド画面の最高の教科書とも言える作品なのです。

乗馬アクションの撮影

シーン67「街道C」から68「番所近く」にかけて六郎太が馬を駆って山名の足軽を次々と斬る場面は、『隠し砦の三悪人』の中でも屈指のアクションです。同時に、疾走する馬上で両手で刀を持って殺陣をするという三船敏郎の並外れた身体能力の高さも捉えた名場面です。(ジョン・ミリアスも『風とライオン』(1975) で、この場面を模倣したそうです。)

この場面のもう一つの特徴は、移動撮影ではなくパン撮影であることです。

ロケ地は富士山の登山道で、パンで撮ることによって背景が早く流れて、移動撮影より疾走感が出ているのです。全体と馬の足の短いカットを交互に繋いで編集することで、まるで一本の長い道を疾走しているかのように見えるのです。狭い日本の土地を逆手に取って、西部劇にも引けを取らない迫力あるアクションを撮る黒澤ならではの工夫です。

この場面を見て、私の身近にいた西部劇贔屓の年配の男性は「カメラが追い付いてないじゃないか」と間抜けな発言をしていましたが、移動撮影だと勘違いしていたのでしょう。ハリウッド映画には点が甘く日本映画には姑のように難癖をつけていた彼には「巨匠のメチエ」の奥深さを知る度量もありませんでした。もっとも、『醜聞』(1950)と『白痴』(1951) で黒澤の助監督をしたこともある中平康でさえ「あのぐらいの長い移動レールが敷ける金が使えたら、俺だって撮れる」と言って黒澤に叱られたくらいですから、移動撮影だと誤解しても無理はないでしょうが。

尚、当時、撮影助手だった木村大作によると、この撮影は単なるパンではなく、キャメラを前後に移動までさせていたそうです。普通のパンですと、被写体の距離で大きさが極端に変わってしまうため、馬が接近するにしたがってキャメラを後方へ移動させることによって、被写体の大きさを維持していたのです。ズームではなく移動で調整する所がズーム嫌いな黒澤らしいと思います。

更に余談ですが、この馬上で六郎太と斬り合う際に山名の足軽が「野郎」と言っていたと初見の頃から思っていました。ところが、2003年に東宝から発売されたDVDの日本語字幕では「やるのう」となっていて驚きました。その後、2014年にクライテリオン盤Blu-rayの英語字幕では “Damn you.” となっていたので、やはり「野郎」なのでしょうか?因みに、岩波書店の『全集 黒澤明 第四巻』に収録された脚本では、該当場面に台詞は無かったです。些末なことですが、妙に気になっています。

 

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忠義と自由の狭間で

垣間見える戦国時代の残忍性

『隠し砦の三悪人』は痛快なアクション映画であるのと同時に、戦国時代の苛烈で残忍な面も描いています。

冒頭で捕らえられた太平と又八が敗軍の男達と一緒に奴隷労働させられたり、敗戦国の女達が人身売買されたりします。主役である六郎太ですら最初は太平と又八を斬り捨てるつもりでしたし、太平と又八も雪姫を一度ならず二度も手籠めにしようとします。(幸い、どちらも未遂に終わりますが)

歴史学者の藤木久志も著書に書いているように、中世の日本では乱捕りや人身売買が横行していました。

黒澤の『隠し砦の三悪人』の他にも、溝口健二の『雨月物語』(1953)、木下惠介の『笛吹川』(1960) 等も、戦争で多大な被害を被るのは女性や非戦闘員であることが生々しく描かれていました。

忠義と強欲の三悪人

『三大怪獣・地球最大の決戦』(1964) の「三大怪獣」がどの怪獣を指すのか議論の的になることがありますが、『隠し砦の三悪人』の「三悪人」が六郎太と太平と又七であることは黒澤明が自らパンフレットで言明しています。

余談ですが、黒澤はジョン・フォードのファンなので、フォードの『三悪人』(1926) を題名のヒントにしたのかもしれません。谷口千吉の監督第一作のために黒澤が執筆した脚本も『銀嶺の果て』に改題される前は『山小屋の三悪人』という題名でしたし。

話を『隠し砦の三悪人』に戻すと、真壁六郎太は忠義に篤い反面、自分の妹を平然と姫の身代わりにして見殺しにしたり、身分が低い太平と又七を最初は斬り捨てようと狙っていたりするなど、非情な一面も持った侍大将です。逆に、太平と又七は武家の掟からは自由であると同時に、米を盗んだり、姫を手籠めにしようとするなど、強欲で倫理の欠片もありません。

現代の倫理観から見れば眉をひそめたくなるような「三悪人」ですが、合戦や乱捕りが当たり前だった戦国時代では、こうした人間の方が「普通」だったのかもしれません。

雪姫の品格

そうした苛烈な時代背景の中で、人間らしい尊厳のある生き方を貫いていたのが雪姫であることは、誰の目にも明らかです。

大殿によって男子のように猛々しく育てられた雪姫は男勝りの性格である一方、若干16歳でありながら一国の命運を背負わされるという非常な重圧の中、たった一人のときにしか涙を流せない孤独な人物でもあります。

六郎太の機転によって啞を装った雪姫は、敵地である山名領を横断する逃避行の中で、戦国の世の飾らない人生模様を垣間見ていきます。

特に印象的なのが、山名の城下町の木賃宿で人買いに酷使される秋月の村娘を雪姫が買い戻す場面です。シーン64「木賃宿の裏」で、娘を買い戻せと命じる姫を諫める六郎太に、姫は「いやじゃ!その方は、この姫の心まで啞にする気か?」と叱責します。この台詞は、どのような非情な状況においても決して自らの良心を失うまいとする姫の気高さを表現していて非常に詩的で秀逸です。

そうした姫の人品は六郎太の戦友・田所兵衛さえも感化します。早川領を目前にして捕らえられた六郎太と雪姫たちの首実検に来た兵衛は、六郎太を逃がしたことを大殿に罵られ顔に傷が残るほど弓杖で打たれたため、人が変わったように六郎太へ呪詛を向けます。ですが、処刑を目前にしながらも気高さを失わない姫を目にした兵衛は、刑場へ連れていかれる直前に姫たちを逃がし、自らも早川領へを脱走します。

下剋上が当然だった戦国時代なら背腹離反は常のことですが、『隠し砦の三悪人』での兵衛の「裏切り御免」が爽快なクライマックスになったのは、絶体絶命の主人公達が脱出できたのは勿論、兵衛自身もパワハラ上司を見限って人望のある上司の組織に参加できたことも現代人には特に共感できるからではないでしょうか。

そして、全編を通して黄金を巡って喧嘩を繰り返していた太平と又七も、ラストでは金貨一枚を褒美として貰った後は急に仲良くなっていました。御都合主義に見えるかもしれませんが、強欲を張って無駄な諍いなどせずとも一枚の金貨をどのようにして二人で分けるかこれから考えていこうとすればいいという終わり方は、娯楽映画としては勿論、一種の寓話としても満足のいく締め括りだと思います。

 

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特撮ゆかりの俳優

黒澤映画と円谷特撮映画は同時期の東宝で撮られていたので出演者が被ることが多いですが、黒澤映画の中でも特に娯楽性の強い『隠し砦の三悪人』は、特に特撮映画ゆかりの俳優が多い感じがします。又、岡本喜八の映画で常連の佐藤允と中丸忠雄が出演しているのも異色です。

真壁六郎太役の三船敏郎は、東宝映画1000本記念作品『日本誕生』(1959) では倭建命と須佐之男の2役を演じました。又、『ゲンと不動明王』(1961) の不動明王や、『竹取物語』(1987) の翁も演じました。

太平役の千秋実は、『ゴジラの逆襲』(1955) で、ゴジラに撃墜される小林弘治を演じていました。

田所兵衛役の藤田進は、自衛隊や防衛隊の幹部役で特撮ファンにはお馴染みの存在です。東宝特撮映画では、『地球防衛軍』(1957)、『海底軍艦』(1963)、『モスラ対ゴジラ』(1964)、『宇宙大怪獣ドゴラ』(1964)、『フランケンシュタイン対地底怪獣』(1965) に出演しました。ウルトラ・シリーズでは、『ウルトラQ』(1966) 第21話、『ウルトラマン』(1966-1967) 第2話、『ウルトラセブン』(1967-1968・ヤマオカ長官)、『帰ってきたウルトラマン』(1971-1972・岸田長官) に出演しました。

長倉和泉役の志村喬は、『ゴジラ』(1954) の山根恭平博士役が特に有名です。続編の『ゴジラの逆襲』(1955) でも同役を演じました。その他にも、『日本誕生』の熊曽建・兄、『モスラ』(1961) の天野貞勝、『妖星ゴラス』(1962) の園田謙介、『三大怪獣 地球最大の決戦』(1964) の塚本博士、『フランケンシュタイン対地底怪獣』(1965) の広島衛戍病院の老軍医、『ノストラダムスの大予言』(1974) の病院長を演じました。

雪姫役の上原美佐は、『日本誕生』で奇稲田姫を演じました。

百姓娘役の樋口年子は、『キングコング対ゴジラ』(1962) では つがるの乗客を、『モスラ対ゴジラ』では毎朝新聞社員を演じていました。

峠の関所番卒役の藤木悠は、『キングコング対ゴジラ』の古江金三郎と『モスラ対ゴジラ』の中村二郎でゴジラ・シリーズ随一のコメディリリーフを好演しました。また、『日本誕生』の小鹿火、『ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦!南海の大怪獣』(1970) のアジア開拓宣伝部長の他に、『マイティジャック』(1968) 第8話、『レインボーマン』(1973-1974) 第7話、『ウルトラマンレオ』(1974-1975)、ドラマ『日本沈没』(1974-1975) 第18話に出演しました。

早川側の騎馬侍役の土屋嘉男は、黒澤映画の常連である以上に東宝特撮映画の顔として世界的に有名です。ゴジラ・シリーズでは、『ゴジラの逆襲』の田島隊員、『怪獣大戦争』(1965) のX星統制官、『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』(1967) の古川、『怪獣総進撃』(1968) の大谷博士、『ゴジラvsキングギドラ』(1991) の新堂靖明を演じました。変身人間シリーズでは、『美女と液体人間』(1958)の 田口刑事、『電送人間』(1960) の岡崎捜査主任、『ガス人間㐧1号』(1960) の水野 (ガス人間)、『マタンゴ』(1963) の笠井雅文を演じました。又、『地球防衛軍』のミステリアン統領役の他に、『大怪獣バラン』(1958)、『宇宙大戦争』、『フランケンシュタイン対地底怪獣』、『ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦!南海の大怪獣』に出演しました。ウルトラ・シリーズ『ウルトラQ』 第2話、『ウルトラマン』 第18話、『ウルトラセブン』 第14話、第15話の他に、ドラマ『日本沈没』第22話にも出演しました。

立札の前の男役の高堂国典は、『ゴジラ』(1954) で大戸島の長老を演じ、スクリーン上で初めて「ゴジラ」の名前を口に出しました。

血みどろの落武者役の加藤武は、『ゴジラ』(1984) で笠岡通産大臣を演じました。

橋の関所奉行役の小川虎之助は、『ゴジラ』(1954) で南海汽船社長を演じました。

人買いの親爺役の上田吉二郎は、『日本誕生』、『大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス』(1967)、『快獣ブースカ』(1966-1967) 第10話に出演しました。

富田仲次郎は、『三大怪獣 地球最大の決戦』にも出演していました。

田島義文も、特撮の常連です。出演作も非常に多く、次の通りです。東宝特撮映画『空の大怪獣ラドン』(1956)、『美女と液体人間』、『大怪獣バラン』(1958)、『日本誕生』、『電送人間』、『ガス人間第一号』、『モスラ』(1961)、『キングコング対ゴジラ』、『海底軍艦』、『モスラ対ゴジラ』、『宇宙大怪獣ドゴラ』、『三大怪獣 地球最大の決戦』、『フランケンシュタイン対地底怪獣』、『怪獣大戦争』、『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』(1966)、『キングコングの逆襲』(1967)、『怪獣総進撃』(1968)、『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』(1969)、『ゴジラ』(1984)。特撮番組『ウルトラQ』、『仮面ライダーV3』(1973-1974) 第29話・第30話、『仮面ライダーストロンガー』(1975) 第10話、『秘密戦隊ゴレンジャー』(1975-1977) 第57話、『宇宙鉄人キョーダイン』(1976-1977) 第41話、『恐竜戦隊コセイドン』(1978-1979) 第21話。

バクチの男役の沢村いき雄も、東宝特撮映画に多く出演しました。『日本誕生』、『宇宙大戦争』、『電送人間』、『ゲンと不動明王』、『キングコング対ゴジラ』、『モスラ対ゴジラ』、『三大怪獣 地球最大の決戦』、『フランケンシュタイン対地底怪獣』、『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』(1966)、『キングコングの逆襲』、『怪獣総進撃』、『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』、『メカゴジラの逆襲』(1975)

秋月の雑兵役の大村千吉は、個性的な風貌で短い出番でも強烈な印象を残しますので、特撮の名脇役とも言えます。出演作も非常に多いです。ゴジラ・シリーズでは、『ゴジラの逆襲』の囚人A、『キングコング対ゴジラ』のコンノ、『モスラ対ゴジラ』の漁民A、『三大怪獣 地球最大の決戦』の帽子拾い屋を演じました。その他の東宝特撮映画は、『獣人雪男』(1955)、『美女と液体人間』、『フランケンシュタイン対地底怪獣』に出演しました。ウルトラ・シリーズでは、『ウルトラQ』第1話、『ウルトラマン』第29話、『ウルトラセブン』第2話・第41話、『帰ってきたウルトラマン』第24話、『ウルトラマンA』(1972-1973) 第12話・第40話に出演しました。その他の出演作は次の通りです。『戦え! マイティジャック』(1968) 第17話、『コメットさん』(1967-1968) 第49話、『怪奇大作戦』(1968-1969) 第24話「狂鬼人間」※欠番、『シルバー仮面』(1971-1972) 第15話、『ミラーマン』(1971-1972) 第39話、『快傑ライオン丸』(1972-1973) 第4話、『ファイヤーマン』(1973) 第13話・第22話、『流星人間ゾーン』(1973) 第8話、『西遊記』(1978-1980) 第5話・第12話。

六郎太に捕らえる足軽役の堺佐千夫は、特撮映画では『ゴジラ』(1954) の新聞記者・萩原が特に印象的でした。その他の出演作は次の通りです。『獣人雪男』、『電送人間』、『妖星ゴラス』、『キングコング対ゴジラ』、『キングコングの逆襲』、『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』、『ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦!南海の大怪獣』。ウルトラ・シリーズでは、『ウルトラQ』第4話・第17話、『ウルトラマンA』第41話に出演しました。

佐藤允は『隠し砦の三悪人』が唯一出演した黒澤映画です。各種資料では山名の足軽役と書かれていますが、どこに出演していたのか長年の謎でした。息子の佐藤闘介によると、終盤の関所に足軽役で出る予定でしたが、撮影が延びたため火祭りの村人役になったそうです。

そう言われて意識して見ると、火祭りで六郎太達も加わって踊る個所で、村人の中に佐藤允らしい人物が一瞬だけ見えます。因みに、佐藤允は、特撮映画では『美女と液体人間』で内田を演じていました。

秋月の雑兵役の小杉義男は、『獣人雪男』、『地球防衛軍』、『日本誕生』、『ガス人間㐧1号』、『モスラ』(1961)、『キングコング対ゴジラ』、『モスラ対ゴジラ』、『三大怪獣 地球最大の決戦』、『フランケンシュタイン対地底怪獣』、『ウルトラQ』第25話に出演していました。

六郎太に捕らえる足軽役の谷晃は、『獣人雪男』、『日本誕生』、『ゲンと不動明王』、『モスラ対ゴジラ』、『ウルトラQ』第2話に出演していました。

橋の関所番卒役の佐田豊は、東宝特撮映画では『透明人間』、『地球防衛軍』、『美女と液体人間』、『日本誕生』、『モスラ対ゴジラ』、『フランケンシュタイン対地底怪獣』、『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』、『怪獣総進撃』、『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』に出演していました。ウルトラ・シリーズでは『ウルトラQ』第16話・第28話、『ウルトラマン』第29話、『ウルトラセブン』第7話に出演していました。

峠の関所番卒役の笈川武夫は、『ゴジラ』(1954) の対策本部長役が印象的でした。他には、『ゴジラの逆襲』と『地球防衛軍』に出演していました。

秋月の郎党役の中丸忠雄は、『電送人間』の須藤兵長/中本伍郎(電送人間)が特に有名です。他には、『地球防衛軍』、『美女と液体人間』、『日本沈没』(1973)、『メカゴジラの逆襲』に出演しました。又、『超電子バイオマン』(1984-1985) では、主人公・郷史朗の父・郷紳一朗(柴田博士)を演じました。

山名の足軽役の熊谷二良も、特撮映画に脇役で多数出演しました。東宝特撮映画『透明人間』、『ゴジラの逆襲』、『獣人雪男』、『空の大怪獣ラドン』、『地球防衛軍』、『美女と液体人間』、『電送人間』、『ガス人間㐧1号』、『キングコング対ゴジラ』、『妖星ゴラス』、『マタンゴ』、『モスラ対ゴジラ』、『宇宙大怪獣ドゴラ』、『三大怪獣 地球最大の決戦』、『怪獣大戦争』、『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』、『日本沈没』(1973)、『ゴジラ対メカゴジラ』、『メカゴジラの逆襲』。ウルトラ・シリーズでは『ウルトラQ』第8話と『ウルトラマン』第9話にも出演していました。

山名の雑兵役の広瀬正一は、スーツアクターとしても有名で、『空の大戦争ラドン』のメガヌロン、『キングコング対ゴジラ』のキングコング、『三大怪獣 地球最大の決戦』『怪獣大戦争』のキングギドラを演じました。その他に出演した特撮映画は次の通りです。『美女と液体人間』、『電送人間』、『ガス人間㐧一号』、『大怪獣バラン』、『モスラ』(1961)、『海底軍艦』、『宇宙大怪獣ドゴラ』、『フランケンシュタイン対地底怪獣』、『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』、『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』、『キングコングの逆襲』、『メカゴジラの逆襲』、『ハウス』(1977)。テレビでは、『快獣ブースカ』第29話・第33話・第34話・第38話、『戦え! マイティジャック』第20話、『日本沈没』(1974) 第7話に出演しました。

馬を買う侍役の大橋史典も特撮には縁が深く、スーツアクターや造形に留まらず怪獣テレビ映画『アゴン』の監督までしていました。因みに、『用心棒』で斬られた片腕の模型は非常に精巧で黒澤明も気味悪がったほどでした。

大友伸は、脇役として次の特撮映画に出演していました。『透明人間』、『ゴジラの逆襲』、『地球防衛軍』、『美女と液体人間』、『日本誕生』、『電送人間』、『キングコング対ゴジラ』、『モスラ対ゴジラ』、『三大怪獣 地球最大の決戦』、『フランケンシュタイン対地底怪獣』。又、『ウルトラQ』第6話にも出演していました。

伊藤実が出演した東宝特撮映画は次の通りです。『透明人間』、『地球防衛軍』、『美女と液体人間』、『電送人間』、『ガス人間㐧一号』、『モスラ』(1961)、『妖星ゴラス』、『キングコング対ゴジラ』、『三大怪獣 地球最大の決戦』、『怪獣大戦争』、『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』、『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』、『怪獣総進撃』。ウルトラ・シリーズでは、『ウルトラQ』第14話・第27話、『ウルトラマン』第30話・第32話、『ウルトラセブン』第7話・第31話、『帰ってきたウルトラマン』第4話に出演しました。

鈴木治夫が出演した東宝特撮映画は次の通りです。『透明人間』、『空の大怪獣ラドン』、『地球防衛軍』、『美女と液体人間』、『日本誕生』、『宇宙大戦争』、『ガス人間㐧一号』、『モスラ』(1961)、『妖星ゴラス』、『キングコング対ゴジラ』、『海底軍艦』、『モスラ対ゴジラ』、『宇宙大怪獣ドゴラ』、『フランケンシュタイン対地底怪獣』、『怪獣大戦争』、『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』、『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』、『キングコングの逆襲』、『怪獣総進撃』、『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』、『ゴジラ対ヘドラ』(1971)、『ノストラダムスの大予言』、『メカゴジラの逆襲』。テレビ特撮の出演作は、次の通りです。『ウルトラQ』第11話・第27話、『ウルトラマン』 第20話、『ウルトラセブン』第8話、『マイティジャック』第11話、『怪奇大作戦』第7話、『ジャンボーグA』(1973) 第11話・第31話、『流星人間ゾーン』第3話、『ファイヤーマン』第23話、『スーパーロボット レッドバロン』(1973-1974) 第16話、『電人ザボーガー』(1974-1975) 第7話、『日本沈没』(1974) 第3話、『スーパーロボット マッハバロン』(1974-1975) 第15話。

対岸の山名の足軽役の日方一夫は、『空の大怪獣ラドン』や『モスラ』(1961) 等に出演しました。

秋月の雑兵役の中島春雄は、ゴジラの初代スーツアクターとして世界的に有名です。『ゴジラ』(1954) から『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』(1972) まで、ゴジラを演じ続けました。他にもスーツアクターとして演じたのは次の通りです。『空の大怪獣ラドン』のラドンとメガヌロンの先頭の脚、『地球防衛軍』のモゲラ、『モスラ』(1961) のモスラの先頭の脚、『妖星ゴラス』のマグマ、『フランケンシュタイン対地底怪獣』のバラゴン、『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』のガイラ、『キングコングの逆襲』のキングコング、『緯度0大作戦』(1969) のライオン、グリホン、大ネズミ、『ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦!南海の大怪獣』のゲゾラとガニメです。又、ウルトラ・シリーズでは、『ウルトラQ』のゴメスとパゴス、『ウルトラマン』のネロンガ、ガボラ、ジラース、キーラ、『ウルトラセブン』のユートムを演じました。

山名の足軽役の千葉一郎は、『獣人雪男』、『空の大怪獣ラドン』、『キングコング対ゴジラ』等に出演しました。

砂川繁視は、『空の大怪獣ラドン』や『モスラ対ゴジラ』等に出演しました。

秋月の郎党役の緒方燐作も、多数の東宝特撮映画に出演しました。『透明人間』、『ゴジラの逆襲』、『獣人雪男』、『空の大怪獣ラドン』、『地球防衛軍』、『美女と液体人間』、『大怪獣バラン』、『日本誕生』、『宇宙大戦争』、『ガス人間第一号』、『モスラ』(1961)、『妖星ゴラス』、『キングコング対ゴジラ』、『モスラ対ゴジラ』、『三大怪獣 地球最大の決戦』、『フランケンシュタイン対地底怪獣』、『怪獣大戦争』、『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』、『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』、『キングコングの逆襲』、『怪獣総進撃』、『緯度0大作戦』、『ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦!南海の大怪獣』。ウルトラ・シリーズでは、『ウルトラQ』第27話、『ウルトラマン』第2話・第27話、『ウルトラセブン』第5話、『帰ってきたウルトラマン』第11話に出演しました。

坂本晴哉が出演した東宝特撮映画は次の通りです。『透明人間』、『ゴジラの逆襲』、『空の大怪獣ラドン』、『地球防衛軍』、『美女と液体人間』、『大怪獣バラン』、『日本誕生』、『ガス人間第一号』、『モスラ』(1961)、『妖星ゴラス』、『キングコング対ゴジラ』、『モスラ対ゴジラ』、『宇宙大怪獣ドゴラ』、『三大怪獣 地球最大の決戦』、『フランケンシュタイン対地底怪獣』、『怪獣大戦争』、『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』、『キングコングの逆襲』、『怪獣総進撃』、『ゴジラ対ヘドラ』。テレビは、『ウルトラQ』第4話に出演しました。

火祭の女達を演じた日劇ダンシングチームは、『モスラ』(1961) にも出演しました。

(敬称略)

 

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参考資料

黒澤映画関連書籍

『世界の映画作家3 黒沢明』 キネマ旬報社、1970年

巨匠のメチエ 黒澤明とスタッフたち』 西村雄一郎、フィルムアート社、1987年

『全集 黒澤明 第四巻』 岩波書店、1988年

『黒澤明 集成』 キネマ旬報社、1989年

『黒澤明の映画』 ドナルド・リチー、三木宮彦 訳、社会思想社、1993年

『300/40 その画・音・人』 佐藤勝、キネマ旬報社、1994年

『キネマ旬報復刻シリーズ 黒澤明コレクション』 キネマ旬報社、1997年

『三船敏郎 さいごのサムライ』 毎日新聞社、1998年

『黒澤明 音と映像』 西村雄一郎、立風書房、1998年

『黒澤明を語る人々』 黒澤明研究会 編、朝日ソノラマ、2004年

大系 黒澤明 第2巻』 黒澤明 著、浜野保樹 編、講談社、2009年

もう一度 天気待ち 監督・黒澤明とともに』 野上照代、草思社、2014年

黒澤明と三船敏郎』 ステュアート・ガルブレイス4世、櫻井英里子 訳、亜紀書房、2015年

サムライ 評伝 三船敏郎』 松田美智子、文藝春秋、2015年

三船敏郎の映画史』 小林淳、アルファベータブックス、2019年

歴史関連書籍

人身売買』 牧英正・著、岩波書店、1971年

日本奴隷史』 阿部弘臧・著、明石書店、1996年

『新版 雑兵たちの戦場 中世の傭兵と奴隷狩り』 藤木久志・著、朝日新聞社、2005年

CD・DVD・Blu-ray

CD「隠し砦の三悪人」 佐藤勝、東宝ミュージック、AK-0004、2001年

DVD『隠し砦の三悪人』 東宝株式会社、2003年

Blu-ray The Hidden Fortress. The Criterion Collection, 2014.

 

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