こんにちは。タムラゲン (@GenSan_Art) です。
今日で10年目の3.11を迎えました。
10年前の記憶
2011年3月11日(金) 14時46分に発生した東日本大震災。大地震と、その後に発生した巨大な津波が東北地方に想像を絶する被害をもたらしました。
あの日のことは今でも忘れられません。
自宅のパソコンでツイッターを見ていたら、突然タイムラインが地震の実況で埋まり始めました。
その内容から尋常でない事態だと感じましたので、慌ててNHKの臨時ニュースを見てみました。
すると、ヘリからの実況中継で津波が陸地に襲い掛かる映像が既に中継されていました。
そこへ、約束していた時間に、私の妻 (当時入籍前でした) も来ました。
津波が大地や建物や人達を次々と容赦無く飲み込んでいく悪夢のような映像を目にして、私も妻も為す術も無く、ただテレビの前で立ち尽くすだけでした。
あれから10年。
警察庁の調べによると 、2020年12月10日現在、震災の死者は15,899人、行方不明者は2,527人。復興庁の調べでは、2020年9月30日現在、現在震災後の体調悪化や自殺による震災関連死は3,767人にもなるそうです。
震災だけでも被害は甚大なのに、東京電力の福島第一原子力発電所の事故が事態を更に悪化させています。
2011年3月11日19時18分に発令された原子力緊急事態宣言 (原子力災害対策特別措置法) は、10年経った今も解除されていません。
被災者の方々は勿論、原発事故によって故郷を奪われた多くの方々の苦痛と悲しみも計り知れません。しかも、原発事故避難者数の統計や「復興」の実態には疑問点も指摘されています。
震災から10年を迎える約1ヶ月前の2月13日 23時08分頃、福島県沖を震源地とする最大震度6強の地震が発生しました。幸い津波は発生しませんでしたが、震災の恐ろしい記憶を再び呼び覚ましました。
この地震の影響で、廃炉作業中の福島第一原子力発電所1号機で、原子炉を収めた格納容器の圧力が低下したそうです。しかも、東電は、福島第一原発3号機原子炉建屋内に設置した地震計2台がどちらも故障していたにも関わらず、修理もせず半年以上も放置していたため、この地震データを記録できていませんでした。こんな状態で、いくら「外部への放射性物質の漏れはない」と言われても簡単に信用は出来ません。
東日本大震災は、地震や津波という「天災」だけでなく、原発事故という「人災」まで日本全体に癒えない傷跡を残してしまいました。
我が家の備え
私が住んでいる香川県は、東日本大震災のときは殆ど被害を受けませんでしたが、油断は出来ません。関東大震災や阪神淡路大震災のように、日本は大地震がいつ起きても不思議ではないからです。
南海トラフ大地震が発生したら、東日本大震災にも劣らぬ大災害になると言われています。
この上、伊方原発まで東電の原発のようにメルトダウンして爆発するような事故が発生すると、四国どころか西日本も壊滅的被害を被ってしまいます。 (そうなると、お手上げとしか言えないのですが…)
防災対策
東日本大震災から10年目を迎えましたので、1年ぶりに我が家の防災対策を再点検してみました。
・突っ張り棒 – 家具転倒防止棒・耐震バー 突っ張りタイプ|アイリスオーヤマ (irisohyama.co.jp)
・感震ブレーカー – スイッチ断ボールⅢ(ブレーカー自動遮断装置)|株式会社エヌ・アイ・ピー (switch-dan-ball.jp)
・S字フック
台所の食器棚の扉を固定しておけば、地震の際、お皿やカップなどが棚の外に飛び出すのを防げます。
防災グッズ
・軍手
・サンダル
・ダイナモラジオ 電波時計
・反射テープ付非常持出袋セット – アオヤギコーポレーション|商品情報詳細 (aoyagicorporation.co.jp)
・保温アルミシート – 保温アルミシート|アイリスオーヤマ (irisohyama.co.jp)
・ミニランタンライトセット – Digio2 水電池 NOPOPO ミニランタンライトセット | ナカバヤシ株式会社 (nakabayashi.co.jp)
・セロテープ – セロテープ®|ニチバン株式会社 (nichiban.co.jp)
・小型のメモ帳、ペン等の筆記用具
携帯電話が繋がらない場合、離れた場所にいる家族や知人へ伝言を残すのに役立つ可能性があります。
・家族の写真
第三者に家族の行方を尋ねる際に役立ちます。
衛生用品
・簡易トイレ
災害時には、食料だけでなくトイレの処理も大きな課題です。下記の凝固剤だけでも用意しておけば、衛生面で非常に役立つ筈です。
・RKRK 非常用トイレ 凝固剤 100回セット
・生理用品
女性の必需品ですが、物資の欠乏だけでなく、周囲の無理解のため避難所で生理用品を入手するのが困難なことがあるそうです。
・消毒液
災害時の感染症を防ぐのは勿論ですが、現在では新型コロナウイルス(COVID-19)の危険性もあるため、下記の不織布マスクと併せて、より必要になりました。
・不織布マスク
・滅菌カットガーゼ – FC滅菌カットガーゼ | 白十字株式会社 (hakujuji.co.jp)
・キズバリテープ – キズリバテープ (kyoritsu-ph.com)
・ケアリーヴ 防水タイプ – ケアリーヴ™防水タイプ|ニチバン (careleaves.com)
・テーピングテープ 非伸縮タイプ – バトルウィン™テーピングテープ 非伸縮タイプ|ニチバン株式会社 (nichiban.co.jp)
・ウェットティッシュ – ウェットティッシュ|アイリスオーヤマ (irisohyama.co.jp)
・持病の薬
非常食
・飲料水
・スーパーマルチビタミン&ミネラル – スーパーマルチビタミン&ミネラル | ネイチャーメイド 公式サイト (otsuka.co.jp)
・野菜一日これ一本 長期保存用 – 野菜一日これ一本 長期保存用|カゴメ株式会社 (kagome.co.jp)
・アルファ米 白米 – 100g尾西の白飯|尾西食品株式会社 (onisifoods.co.jp)
※水の代わりに上記の野菜ジュースを注げば一石二鳥です。
・5年保存非常食 ブルボン3缶コンプリートセット
・えいようかん – えいようかん | 井村屋株式会社 (imuraya.co.jp)
勿論、これだけで十分と言える訳ではなく、まだまだ改善の余地はあると思います。家そのものが倒壊するような大地震では突っ張り棒も無意味ですが、中規模程度の地震なら被害を軽減できる筈です。防災グッズや非常食も、備蓄しておくことで災害時の生存率を高めるのは間違いありません。
地球上に住む限り災害は避けられませんが、日本は特に地震大国な上に原発だらけなので放射能汚染という厄介なおまけ付きなのが更に悩みの種です。その上、昨年から続く新型コロナウイルス (COVID-19) の脅威も収束の見通しが立っていません。
未来はいつでも不透明なものですが、少しでも生きるに値する未来に進路を取るために、自分の意志と判断で行動していこうと思います。
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