映画

映画

『八月の狂詩曲』公開30周年 黒澤明が見つめた原爆の記憶

1991年5月25日は、黒澤明の映画『八月の狂詩曲』が公開された日です。夏休みを田舎の祖母の家で過ごすことになった4人の孫の微笑ましくも切ない体験を描いた感動的な佳作です。
映画

『白痴』 黒澤明が目指したドストエフスキーの人類愛

1951年5月23日は、黒澤明の映画『白痴』が公開された日です。黒澤が敬愛するドストエフスキーの同名小説を映画化した作品です。不思議な魅力に満ちたこの映画について語ります。
映画

『用心棒』公開60周年 黒澤明が創造した最強のフリーランス!

1961年4月25日は、黒澤明の映画『用心棒』が公開された日です。抜群の面白さと三船敏郎の魅力で、国内は勿論、クリント・イーストウッド主演の西部劇など、世界中に多大な影響を与えた痛快時代劇です。
映画

『人間の條件 完結篇 第五部・死の脱出 第六部・曠野の彷徨』公開60周年

1961年1月28日は、小林正樹の映画『人間の條件 第五部・死の脱出 第六部・曠野の彷徨』(1961) が公開された日です。五味川純平の同名小説を映画化した三部作の壮大な完結篇です。
映画

クリスマス・イブに思い出す三船敏郎の命日と『醜聞』

クリスマス・イブは、三船敏郎の命日です。三船とクリスマスで連想するのが、今年で公開70周年を迎えた黒澤明の映画『醜聞』です。
映画

『どですかでん』公開50周年 黒澤明が極彩色で描いた荒地の理想郷

1970年10月31日は、黒澤明の映画『どですかでん』が公開された日です。ハリウッド進出に挫折した黒澤が再起をかけて撮った初めてのカラー映画は、白黒映画時代とは大きく作風が異なっていました。
映画

『悪い奴ほどよく眠る』公開60周年 黒澤明も攻めあぐねた汚職の壁

1960年9月15日は、黒澤明の映画『悪い奴ほどよく眠る』が公開された日です。汚職に対する激しい怒りをぶつけたこの映画は、公開から60年目を迎えた今も、私達に重い問いを投げかけています。
映画

『羅生門』公開70周年 黒澤明が挑んだ藪の中

1950年8月26日は、黒澤明の映画『羅生門』が公開された日です。自分自身さえ偽らずにいられない人間の弱さを強烈なコントラストで描いた名作を、日本と米国で鑑賞してきた体験などについて書きました。
映画

『風の谷のナウシカ』と『もののけ姫』を劇場で鑑賞 ※『千と千尋の神隠し』はVHSで鑑賞

スタジオジブリの旧作4本が再公開中ですので、妻と一緒に『風の谷のナウシカ』と『もののけ姫』を観てきました。『千と千尋の神隠し』は、妻が所有するビデオソフトで鑑賞しました。
映画

『夢』公開30周年 黒澤明が見た過去と現在と未来

1990年5月25日は、黒澤明の映画『夢』が公開された日です。黒澤が映像化した8つの夢は、少年時代への郷愁から、戦争の虚しさ、芸術への愛好、科学の悪用に対する警鐘など、晩年の巨匠の遺言とも言えます。
スポンサーリンク